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水戸の花嫁

前日の続き、
10年(程)前を懐古しながらも、途中ウトウトもし、格好に似合わず
昔味わった貧乏旅行に似ただらけた感じで水戸駅に着いた。
喫茶店で女性陣と合流し、そう、今日は結婚式の参列者であると認識し式場に入った。

待合室に懐古していたころの写真が幾つか飾ってあり、あーそうだったと更なる
懐かしい思い出膨らませつつ式が始まるのを待った。
ゲストハウスでの式は二人がよくわかるので、実は行くのが楽しみだ。
自己顕示欲という面で、控えめにしたくなる気持ちもあるのだが
自己表現をしながらもその表現は、参列者は二人にとってのどういう存在だったのか
微笑ましく、しっかり認識できることになる。

そして、センスがすごく現れると思うので、これから結婚する人は
そういうのを面倒くさがらず表現してもらいたい。し、そこに何らかの
協力が私にできるのであれば、できる限りのことをしたいというのが
私のポリシーだ。
恥ずかしがってやらないのを察知されるほうが、実は恥ずかしいこともある。

全くの余談だが、誓いのキスを頬にしたり、恥ずかしいので両親への手紙は読まないで
渡すところは、自己顕示欲は薄いながらも自己をきちんと持っている新婦らしいなと。
実は、学生時代は創造し得ない、顔をくしゃくしゃにして涙ながらに手紙読む新婦を
見たかった。そして新婦の親衛隊であるゼミの後輩達への土産話にしたかった。

残念でながら、当日は雨の日の式となってしまったが
新郎は雨を残念がっていたが、それを主賓が「雨降って地固まると」言うとおもいや、
「雨の次は必ず晴れる」とフォローし披露宴は始まった。今日は火曜日になるが、
まだ長雨は降り続いている。晴れる日をゆっくり待つのも悪くない。
流通のマネージャーであるスピーカー達は、聞く人を選ぶめちゃくちゃウィットに富んだ
表現で笑いや涙に場が包まれるようなことはなかったが、まごころこもって、
堂々とはっきりとわかりやすい、いい話しであった。
とりわけ、ああいう場では内容よりもノンバーバルなところが与える印象が大きいと思う。

茨城の式のローカルな特徴?(近年は薄れているとは思うが)で気がついた点がある。
主賓や乾杯の挨拶は耳を傾けるが、新郎新婦の友人のスピーチには耳を傾けず
テーブルごとに盛り上がる傾向があるみたいだ。食事を口にするのは問題ないと思うが
一テーブルだけの特徴であれば、きわどい参列者扱いなのだが、
全体として見てそんなかんじだったので無意識なところでの
ローカルルールなのかなと気になった。(冠婚葬祭は地域・家族で違うもんだからなー。)
もちろん新郎新婦はしっかりスピーチに耳を傾けていたけど。
カラオケボックスで歌う奴そっちのけで会話に盛り上がっているみたいで、
歌ってる奴かわいそーという感じだった。
こういうことを発見できるのも結婚式に参加する楽しみの一つだ。

今年は年末に福岡にも行くのでそれはそれで楽しみだ。
by fujicky | 2004-10-05 15:22 | フォーカス


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